配管設計・図面作成

扱う製品ごとに、加工位置・加工種類などを反映させた図面の作成を行います。一口に配管と言っても、製品ごとにスケールや加工の種類などが異なってくるため、オーダー通り加工が進むように設計を進めます。後工程の作業が滞りなく進められるように、確認を行いながら仕事に取り組みます。

切断加工

図面を参考にしながら、配管を適当な大きさに切り出す作業です。配管の太さに合わせて適切な装置を選び、指定された箇所の切断を行います。切断位置がずれたり、不必要に斜めになったりしないように、丁寧に作業を進めます。

曲げ加工

ベンダー装置を使用して配管に曲げ加工を施し、製品として要求される形に加工します。荷重を加えながら徐々に配管を曲げていき、決められた位置まで曲げ加工を行った時点で配管を取り出します。重量のある配管については、天井クレーンを使用して移動・設置を行います。

ねじ山加工

配管同士や装置への取り付けを目的に、配管の表面に加工処理を行います。配管のエッジ部分を装置に通し、回転させながらねじ山を設けていきます。配管の片側のみの加工・両端の加工など、製品に合わせた加工を施します。

溶接作業

配管とその他の部品を、溶接により接合する作業です。

配管に使われている金属の種類ごとに、適切な溶接の手法を選んで作業を行います。溶接が不十分だと接合箇所の強度が弱くなってしまうため、熟練の社員が丁寧に作業を進めます。

取り付け作業

各加工が終了した配管を、装置に取り付けていく作業です。所定の位置に、配管や装置を傷つけないように取り付けを行っていきます。取り付け終了後、稼働テストを行ってトラブル有無をチェックします。